一般の皆様へ
神奈川県民・横浜市民の皆様へ
−歯科医療と抗加齢・健康増進との橋渡しを目指して−
日本口腔検査学会第15回学術大会大会長
武内博朗
日本口腔検査学会第15回学術大会では、神奈川県民・横浜市民の皆様に歯科医学・医療への理解をより深めていただくことを目的として、2022年11月12日(土)午後より市民公開フォーラムを開催することとなりました。
私達の社会は未曾有の少子高齢化を迎え、経済基盤や医療構造の変革が求められる今、歯科・口腔領域の医学、保健・医療の目標も“歯の健康”にとどまらず、健康増進や健康寿命延伸といった総合的な目標に繋げるべく、遷移する時が来ています。
歯肉から血流に細菌やゴミが混入する菌血症の防止や、噛む力、飲み込む能力を維持回復することで、生活習慣病や“歩けない・寝たきり”の予防に貢献できるのです。
さまざまな検査機器の普及やデータの一元管理で歯科医療の成果を見える化し、歯科診療と身体の健康への紐付けをしていく。これが、人生100年時代の新しい歯科医療の目標です。
日本口腔検査学会は、歯科・口腔疾患は勿論のこと、それと関連した健康増進、抗加齢医学、生活習慣病の発症予防・重症化予防などの幅広い検査や評価の進歩普及を目指す、日本歯科医学会の専門部会です。その目的は、わが国の学術発展に寄与するとともに,皆様の口腔保健の達成ならびに健康づくりに貢献することです。
今回の市民公開フォーラムの講師は、鶴見大学歯学部名誉教授 花田信弘先生、日本歯科医学会副会長 川口陽子先生のお二方です。
一般の方々にも興味深く、かつ知識として大変役立つ内容を、わかりやすく学んでいただけます。
各分野一流の研究者、専門家の第一人者であり、まさに時代の要請と寸分違わぬ素晴らしい内容です。ふるってご参加ください。
タイムスケジュール
日時:2022年11月12日(土)
参加方法:Zoom配信(参加登録アドレスに後日詳細ご連絡いたします。)
参加登録はこちらより必要事項を入力してください。
13:30〜14:30 | 基調講演1 | Abstract |
「ウィズコロナ時代における唾液ヘモグロビン検査の重要性」
花田 信弘(鶴見大学歯学部名誉教授)
15:00〜15:30 | 特別講演 | Abstract |
「健康長寿に貢献する歯科医学・歯科医療の発展を目指して」
川口 陽子(日本歯科医学会副会長)